Peak Energy Asia Solar Installation Asia

ニュース:ピークエナジー、「第4回ソーラー・エナジー・ストレージ・フューチャー・アジア2025」(バンコク)に参加

July 1, 2025

アジアにおける産業脱炭素の新基準:太陽光発電+蓄電池

太陽光発電と蓄電池の組み合わせは、もはや未来志向のトレンドではなく、アジアにおける産業脱炭素の事実上の標準になりつつあります。これは技術の進展にとどまらず、企業や政府、投資家が「本気の再生可能エネルギー戦略」をどう定義するかという観点でも明確な転換点を示しています。

2025年7月、バンコクで開催された第4回 Solar Energy Storage Future Asia 2025にて、弊社のタイ代表兼事業開発統括のコムソン・ケンヨタが登壇し、「アジアの持続可能な成長を支える太陽光+蓄電池戦略」をテーマとしたパネルに参加しました。

現場レベルの実感とも重なる、主な示唆は以下の通りです。

コムソン・ケンヨタがバンコクで開催された「第4回ソーラー・エナジー・ストレージ・
フューチャー・アジア2025会議」に登壇

現場から見える3つの重要ポイント

  • 太陽光+蓄電池が新たなデフォルト

 太陽光発電だけでは不十分になりつつあります。特に系統混雑や出力抑制の課題を抱える市場では、蓄電池が安定供給、REC取得、24時間再エネ対応のために不可欠です。
 👉 蓄電池が企業の再エネ供給をどのように安定化させるかについてはこちらの記事をご覧ください

  • スケーラビリティと投資可能性が導入のカギ

 多国籍企業や地域大手は、レポーティング対応・クロスボーダー調達に適合した「金融機関が評価可能なモデル」を求めています。

  • 確実な実行力が最大の差別化要因

 再エネ導入が試験導入から本格投資に移行する中で、財務・規制・建設の各面で確実に遂行できるパートナーが選定基準になっています。

このような潮流の中、ハイブリッド型の太陽光+蓄電池システムは、コスト削減だけでなく、事業継続性の確保、サプライチェーン全体の脱炭素対応、カーボン目標達成を目的に導入され始めています。

特に注目すべきは「誰が実行できるか」です。開発許認可や調達の複雑性を考慮すると、技術的信頼性・資金力・地域ごとの制度理解を備えたパートナーこそが、脱炭素戦略の成否を左右します。

アジアの製造業やサプライチェーンで太陽光+蓄電池がどのように展開されているかご興味のある方は
弊社の現地チームが各国の制度・需給・導入要件に合わせた実行可能なソリューションを提供しています。現在、500 MW超の運転実績、1GW超の開発パイプラインを保有しています。

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